「ちょいワル」お父さんへのプレゼント
ネックの種類と合わせ方etc
モテる30代、40代になるには②
■脂肪ではなく筋肉を纏いたい
前項で、女性に敬遠されやすい男性の特徴として、「下品（下ネタ好き）」・「太っている」・「不潔感がある」という3つの要素を挙げた。これは、どんな年齢の女性にも共通していることであり、もっと言えば対象となる男性の年齢もあまり問われない。言い換えれば、ほぼすべての女性は「不潔」で「太って」いて「下品」な男性すべてが嫌い、ということになる。男性サイドとしては、体質だったり環境だったり年齢だったり、様々な事情があるのに、と少々理不尽な気がしなくもないだろう。しかし、どれほど理不尽だ、不当だと言ったところで、その現実が変わるわけではない。となれば、なんとかするしかないだろう。前項ですくいきれなかった部分「太っている」と「不潔感がある」を、もう少し詳しく考えてみたい。
この中で一番本人の努力が求められるのは「太っている」だろうか。太りたくて太っている人はいないし、誰だって程よい筋肉のついた理想的な身体になりたいと思っているはずである。しかし、人と同じ程度にしか食べていなくても太っていたり痩せられない人はいるし、運動したりジムに通ったりする時間やお金を作り出すことが難しい人もいる。ストイックにダイエットに励みたくても、環境や性格が邪魔をしている人もいるはずだし、ダイエットに励んでいても痩せられない人もいるはずだ。それでも、「ちょいワル」にマストな体型は逆三角形の身体であることは間違いない。特に「ちょいワル」を求めていない人でも、やはり脂肪ではなく筋肉を纏いたいと思っている。結局のところ、それでも自分なりになんとか痩せる努力をするしかないのだ。もうひとつは、女性から見て太っている男性は、イメージとして「不潔感」に直結しやすいという話もあるので、痩せるのが難しいのであれば、この「不潔感」を持たれないようにするほうが、早いのかもしれない。
不快感を受けやすい条件を減らしていくことを心がける
■女性の感じる「不潔感」
女性の感じる「不潔感」はどこからきているのかというと、例えば手入れのされていない長髪、似合っていないヒゲ、濃い体毛、多汗、体臭や口臭、手入れの行き届かない服や靴などである。こうしてみると、大半は身だしなみといわれる部類で、自分ではやっているつもりでも、女性からみたらまだまだ足りない、と思われているということだろう。この身だしなみといわれる部分であれば、今より少し気をつけるだけでクリアーできる、比較的改善しやすいところだ。服や靴に関して言えば、気づきにくい襟元や脇の汚れやシミ、靴の汚れなどだろうが、こまめに洗濯や手入れをしていれば、基本的には問題ないだろう。
では、身だしなみだけでは解決しない部分などうだろうか。長髪やヒゲや体毛に関しては、好みの問題もあるので、すべての女性がNGだと考えているわけではない。単純に似合っていて、きちんと手入れをしていればそれほど不潔感はないようである。一番問題となるのは、臭いの部分だ。体質や年齢もしくは環境がもっとも深く関係してくるので少々難しいところだ。しかし、最近は体臭や汗の臭いを緩和させてくれる様々な商品が発売されている。口臭であれば、ハミガキ粉やタブレットなどで予防、抑制できる。汗の臭いや発汗そのものを抑えてくれるスプレーや塗付剤、ミドル脂臭や加齢臭を緩和抑制させてくれるスプレーや塗付剤、石鹸やシャンプー、または除菌や防臭効果のあるインナーなどである。年齢や体質が原因の場合は、どうしても自分自身で気づきにくいうえに、人に指摘しづらい（されづらい）デリケートな問題でもあるが、こうした便利な商品も数多く存在しているということを考え、身近な信頼できる人に勇気を出して聞いてみたりして、誰かに指摘される前に、まずは夏だけでも対策を講じてみると、かなり効果が上がるのではないだろうか。 少しずつでも、好感を得やすい条件を増やし、不快感を受けやすい条件を減らしていくことを心がけ、実践していくことで、モテる30代、40代の大人の男が近づいてくるはずである。
