ちょいワルの味方!Vゾーンをおしゃれに着こなそう

モテる30代、40代になるには①

モテる30代、40代になるには①

■「ちょいワルオヤジ」から派生した「やんちゃジジイ」

 「ちょいワル」には、若者は含まれない。特に最近では、その範囲はかなり広くなり、「オヤジ」というのも微妙な世代も対象となっている観がある。(もっとも、こちらには「ちょいワルオヤジ」から派生した「やんちゃジジイ」という言葉もあるが)その上、30代はまだまだ若く「オヤジ」には程遠い人も数多くいる。(というか、今ではほとんどの30代はとても若い!)しかし、もともと「ちょいワル」といえば30代~40代を意識して提唱されたスタイルだということは、これまでの記事にも書いてきたとおりである。

さらに言えば、基本的に「ちょいワル」な男性や「ちょいワル」を目指している男性は、同年代~年下の女性にモテたいという願望を持っている人が多い。もちろん、あくまでも一般的にということではあるが。 そこで、今回は30代~40代という、若々しい中にも大人の魅力を持つ世代を中心に、「ちょいワル」と「モテる」ということを考えてみたいと思う。

「女にだらしない男」は嫌いだが「女が好きな男」には意外に好意的

■オブラートに包まれた表現

若い女性にモテる年上男性とは、どのような男性なのか?そもそも、女性にモテたいという願望は大なり小なり誰にでもあるものだが、「ちょいワル」な男性は基本的にその思いが強く、それはつまりとても女性が好きということでもある。一方の女性はというと、「女にだらしない男」は嫌いだが「女が好きな男」には意外に好意的だ。女性だって、モテないよりはモテる方が嬉しい。でもだからといって、下心が丸見えで女性と見れば手当たりしだい、というような男性は願い下げだ。女性が好きといっても、自分の中に一定のルールを持っていたり、ある程度の線引きがきちんとできていたりする男性であれば、不快を感じさせずに自分がモテていると思わせてくれる。そんな気分にさせてくれる男性に好感を持つのは、あたりまえといえばあたりまえである。

それからもうひとつ、「下品(下ネタ好き)」な男性に拒否感を示す女性も多い。特に下ネタには敏感な女性も多く、話題やネタとしてあまりにも頻繁であったり、ちょっと行き過ぎた内容だったりすると、受け入れがたいと感じる場合が多い。どうしてもということであれば、オブラートに包まれた表現であるとか、ウィットやユーモアに富んだ内容などを、たまにお酒の席で出す程度であれば多少は許されるかもしれない。節度あるウィットやユーモアのレベルを見極めて、そこから逸脱しないように、気をつけたいものだ。それ以外で女性に「下品」と思われてしまうのは、およそマナーの部分だろう。例えば、食べるときにクチャクチャと音をたてたり食器の音をたてたりする、靴を脱いだらそろえない、TPOをわきまえない大声、ゴミのポイ捨て、貧乏ゆすり、がさつ、などである。こうしたマナーは、無意識、無自覚に行っていることが多いものなので、まずは自分を省みることが必要だろう。自分自身の行動を見直し、思い当たるところがあれば、意識してかえていくことで、自然と身についてくるはずだ。また、「下品」とはいえないが「だらしない」と思われること、例えば時間やお金や所有物にルーズ、整理整頓ができない、などが挙げられると思うが、女性にマイナスのイメージを与えてしまうので、ぜひ気をつけたいものである。

では、若い女性にモテない年上男性とはどのような男性なのだろうか?若い女性のみならずほとんどの女性に敬遠されやすい男性の特徴は、「不潔感がある」・「太っている」・「下品(下ネタ好き)」などである。女性には、生理的に受け付けないということが往々にしてあるため、いかにそれが体質的な問題に起因するものだとしても、また頭ではそれを理解していても、「どうしてもムリ!」ということになってしまう。「下品(下ネタ好き)」に関しては、すでに書いたので、次項では、男性にとっては不当とも感じてしまう「不潔感がある」・「太っている」という部分について、考えてみたい。